人間社会の営みをまるごととらえた「あるく学問」、民際学を提唱した中村尚司(1938-)。アジア研究と社会運動に疾走した中村の歩みと思索、田中宏、鶴見良行ら並走した人びと、その背景としての戦後日本社会の諸相を描いた評伝。
序章 民際学者との出会い
第一章 貧困の日々
第二章 スリランカへの旅立ち
第三章 スリランカ社会の分断
第四章 結婚、子育て、調査研究
第五章 生命系の経済学
第六章 田中宏と穂積五一(一)
第七章 田中宏と穂積五一(二)
第八章 鶴見良行 歩くアジア学
第九章 在日外国人の苦闘
第一〇章 外国人政策懇話会の創設
第一一章 民際学の提唱
終章 民際学の未来へ
参考文献/中村尚司略年譜/索引
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