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社会にはびこる病、その原因と処方箋 うまくいかないことがあるたびに「私は悪くない」と主張し、 他人や環境のせいにする。 やがて、周囲から白い目で見られるようになり、 自分を取り巻く状況が次第に悪化していく……。 このような「自己正当化という病」が蔓延している。 精神科医として長年臨床に携わってきた著者が 「自分が悪いとは思わない人」の思考回路と精神構造を分析。 豊富な具体例を紹介しながら、根底に潜む強い自己愛、 彼らを生み出してしまった社会的な背景を解剖する。 この「病」の深刻さに読者の方が一刻も早く気づき、わが身を守れるようにーー。 ◆目次 はじめに 第1章 自分が悪いとは思わない人 第2章 なぜ自分が悪いとは思わないのか 第3章 強い自己愛 第4章 安倍晋三元首相銃撃事件 第5章 社会的背景 第6章 自分が悪いとは思わない人を変えるのは困難 終 章 対処法 おわりに
レビュー(18件)
対応早かった
インスタグラムで知り読んでみたいと思い購入しました。全ては読んでません
私もそうですが、特に知人が対処する上で助かった様です。相手を知る(分析)すると楽になりました。
専門家の本ではない
これは専門家の本ではない。 推測が多すぎる。 一般人がテレビとかで知った事実程度の情報で推測ばかり述べられているので、専門家の本とは思えない。 特にヒトラーについては私自身も多少学んだことがあるが、『我が闘争』がヒトラーの本音を書いてあると考えるのは全く間違いだし(あの本は嘘だらけ)、ヒトラーがドイツの全てを動かしたと考えたのも間違っている。独裁者は本当に一人で政治をしている訳ではない。 もちろん、この人の書いていることを全て否定する訳ではないが、全体的に学びのないものだった。後半は斜め読みで終わらせてしまいました。
おおむね、その通りだなぁ、とは思いましたが、 その先、もう一歩踏み込んで欲しい内容でしたので星を1つ減らします。
人間って多様だな
この本のような人に「しんどい思い」をさせられていたので、購読してみました。 人間って本当に多様だな。 そして、結局、この本に書かれている人達は自分が一番可愛い&大事なタイプ。 うまく距離を置いて付き合いたいものですね。