明治23年に岡山市に生まれ、子どものありのままの姿と心を描いた児童文学作家・坪田譲治。
坪田が描いた作品は、中国の古典文学や絵画に影響を受けていた。
『「正太」の誕生─坪田譲治文学の原風景をさぐる』『坪田譲治と日中戦争ー一九三九年の中国戦地視察を中心に』に続く坪田文学論文集の第3弾。
坪田譲治作品初出目録(1946年ー1983年)も付録掲載。
はしがき
第一部 坪田譲治文学の「詩想」
第一章 坪田文学における漢詩文受容の諸相
-『唐詩選』を中心としてー
第二章 坪田文学の絵画性とその深層
-「南画」をめぐってー
第三章 坪田譲治文学、中国への飛翔
-中国における坪田文学の翻訳と研究ー
第二部 坪田譲治文学の「夢郷」
第一章 小説「蟹と遊ぶ」論
-陶淵明とのかかわりー
第二章 童話「樹の下の寶」論
-「夢」というファクターー
第三章 童話「王春の話」論
-「作品の中に生きる」ということー
論文初出一覧
附録/坪田譲治作品初出目録3(1946年ー1983年)
あとがき
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