条件づけられた人間が環境に働きかける内発的な能力、すなわち「人間の条件」の最も基本的要素となる活動力は、《労働》《仕事》《活動》の三側面から考察することができよう。ところが《労働》の優位のもと、《仕事》《活動》が人間的意味を失った近代以降、現代世界の危機が用意されることになったのである。こうした「人間の条件」の変貌は、遠くギリシアのポリスに源を発する「公的領域」の喪失と、国民国家の規模にまで肥大化した「私的領域」の支配をもたらすだろう。本書は、全体主義の現実的基盤となった大衆社会の思想的系譜を明らかにしようした、アレントの主著のひとつである。
レビュー(65件)
これから読みますが、推薦本なので間違いないと思いますね
社会学の参考文献を探していたため
社会学関係の研究をしていますので、参考文献として役立てたいと思います。
未だ全部読んでいないのでなんともですが、”人間”まさに人の中に生きて人間。個々なら”人”。 その辺を先人の思考と言う事で読みたいと思います。 最後に楽天ブックさんにお願いがあります。 本を購入した場合、ブックカバー(本にかぶせなくていいので)と栞を添付していただけると嬉しいです。読んでいて汚れたくないし、外出時に必要なので。 包装を切り取ると出来上がるでもいいです。 ご検討お願いします。