『 罪なき罪で獄中に二十二年。侠客・川口和秀の不屈の精神史?叛骨とユーモア、ゆるしとおもいやりの軌跡 』「してはならぬことをするもの罪だが、しなければならないことをしないのはもっと罪である。」
「苦しんで喜ぶか、苦しまずに喜ばず無味に安ずるか、激しく苦しんで強く喜ぶか、人々三様ですが、激しく苦しんで、強く喜べるものこそ大きく道も開けると存じます」
「不純を知る者こそ、真の純粋さにめざめるのやもしれません。不純なんてまったく知らず、純だけに培養されとる人は、本当の純粋さを果たして理解できるのでしょうか?」
「人間、憎むことだけでは生きていけません。愛情だけで生きていけないのと同じです。もちろん、掛け替えのないものを奪われたら、奪った人間を深く憎むことでしょう。しかし、憎むことは苦しみ続けることでもあり、心が腐るばかりです。」
レビュー(0件)