なぜ人を殺してはいけないのか。
いかにして成熟した大人になるかーー。
思想家・内田樹が駆け出しのフランス文学者時代に執筆した、
フランス文学・哲学関連の論文を集成。
偏愛するエマニュエル・レヴィナス(『フッサール現象学における直観の理論』)、
アルベール・カミュ(『異邦人』『シシュポスの神話』『カリギュラ』『ペスト』)、
モーリス・ブランショ(『文学はいかにして可能か』)を題材に、
緊張感溢れる文章で綴った七篇の論考。
著者の原点である倫理的なテーマに真摯に向き合う。
[目次]
まえがき
20世紀の倫理ーーニーチェ、オルテガ、カミュ
(1倫理なき時代の倫理/2啓示はいつその効力を失ったのか?/3人間中心主義の流れ──ラブレー、モリエール、ラ・ロシュフーコー公爵/4道徳の歴史主義──ホッブズ、ロック/5道徳の系譜学へ/6大衆社会の道徳/7「超人」道徳/8大衆の反逆/9不条理の風土/10異邦人の倫理/11抵抗の理論と粛清の理論/12反抗の倫理/13ペスト患者あるいは紳士の礼節)
アルジェリアの影ーーアルベール・カミュと歴史
(1徹底的に属人的な思想/2『シシュポスの神話』/3サルトル=カミュ論争/4男か/男でないか/5絶対的なものと真理に対する情熱)
「意味しないもの」としての〈母〉--アルベール・カミュと性差
鏡像破壊ーー『カリギュラ』のラカン的読解
アルベール・カミュと演劇
声と光ーーレヴィナス『フッサール現象学における直観の理論』の読解
面従腹背のテロリズムーー『文学はいかにして可能か』のもう一つの読解可能性
(1「謎」への誘い/2『コンバ』の思想的立場/3『コンバ』におけるブランショ/4占領時代のブランショ/5読解I/6読解II/7読解III/8読解IV/9結語)
解題
文庫版のためのあとがき
まえがき
20世紀の倫理ーーニーチェ、オルテガ、カミュ
(1倫理なき時代の倫理/2啓示はいつその効力を失ったのか?/3人間中心主義の流れ──ラブレー、モリエール、ラ・ロシュフーコー公爵/4道徳の歴史主義──ホッブズ、ロック/5道徳の系譜学へ/6大衆社会の道徳/7「超人」道徳/8大衆の反逆/9不条理の風土/10異邦人の倫理/11抵抗の理論と粛清の理論/12反抗の倫理/13ペスト患者あるいは紳士の礼節)
アルジェリアの影ーーアルベール・カミュと歴史
(1徹底的に属人的な思想/2『シシュポスの神話』/3サルトル=カミュ論争/4男か/男でないか/5絶対的なものと真理に対する情熱)
「意味しないもの」としての〈母〉--アルベール・カミュと性差
鏡像破壊ーー『カリギュラ』のラカン的読解
アルベール・カミュと演劇
声と光ーーレヴィナス『フッサール現象学における直観の理論』の読解
面従腹背のテロリズムーー『文学はいかにして可能か』のもう一つの読解可能性
(1「謎」への誘い/2『コンバ』の思想的立場/3『コンバ』におけるブランショ/4占領時代のブランショ/5読解I/6読解II/7読解III/8読解IV/9結語)
解題
文庫版のためのあとがき
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