3.11後に起きた福島第一原発の事故により周辺住環境に風評被害や偏見をも生む放射線の問題をどのように説明するのか。従来の放射線生物学の枠組みでは答えるのは難しいため、報道で取り上げられた時事で問題提起して「放射線を理解すること」を目的として背景から学び、そのつど回答する。大学の講義を想定しているが、問題提起は誰もが疑問に思う事象であり、章末の「問題提起に対する考え方」だけでも参考にできる。
発刊にあたって
第1章 放射線の単位と許容被ばく限度ー汚染食品を食した場合の被ばくー
第2章 放射線の種類と生体影響ー甲状腺被ばくの影響を考えるー
第3章 被ばくの影響ー帰還基準20mSv/ 年の意味ー
第4章 被ばくの影響(確率的影響)-確率に人数を掛けるとー
第5章 小児・胎児への影響ー子供は大人に比べて放射線に敏感かー
第6章 汚染と放射化ー福島からのトラックは放射能をもつかー
第7章 電磁波と物質との相互作用ー空からの放射線・スカイシャインー
第8章 遮蔽(しゃへい)-水を入れたペットボトルで遮蔽はできるのかー
第9章 ベクレルからグレイ(シーベルト)へー8000Bq/kgと1mSv/ 年の関係ー
第10章 ベクレルから濃度へーセシウムの濃度は驚くほど低いー
第11章 ベータ線とベータ崩壊ーベータ線放出核種の生体影響ー
第12章 アルファ線とアルファ崩壊ープルトニウムの毒性ー
第13章 中性子線ー汚染水はいつまで発生し続けるのかー
第14章 防護量と実用量ーシーベルトにもいろいろ種類があるー
第15章 計測ー精度の高い測定のためにー
練習問題解答例
章末問題解答例
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