「国際政治史」というと、通常はヨーロッパを舞台とした近現代史の国際政治を思い浮かべるが、本書は、近現代の日本をめぐる特に東アジアの国際関係・国際政治の動きを中心に解説をしたものである。まず、19世紀後半から1930年代までの東アジア(日本、中国、朝鮮)の国際関係の動きを中心に解説をする。日本は様々な戦争を経験した。日清戦争、日露戦争、第一次世界大戦、第二次世界大戦(日中戦争、太平洋戦争)、とても厳しい時代でした。そこで、前半では東アジアの国際関係の動きに注目しその軌跡を追い、後半では、戦後の東アジアの国際政治を中心に解説をする。
【前編】
第1講 前近代の東アジアの国際体系
第2講 西欧の衝撃ーアヘン戦争
第3講 東アジアの植民地化(1)-日清戦争と台湾領有
第4講 東アジアの植民地化(2)-日露戦争と韓国併合
第5講 日露戦争後の日米対立:満州問題と移民問題を中心として
第6講 辛亥革命と日本の対応
第7講 第一次世界大戦と日本
第8講 ロシア革命をめぐる日米関係
第9講 ワシントン会議への道
第10講 第二次世界大戦と東アジア(1):満州事変
第11講 第二次世界大戦と東アジア(2):満洲事変とアメリカの対応
第12講 第二次世界大戦と東アジア(3):日中戦争と日独提携
第13講 第二次世界大戦と東アジア(4):真珠湾への道
第14講 第二次世界大戦と東アジア(5):原爆投下と終戦
第15講 前期のまとめ
【後編】
第1講 後期の授業の開始にあたって
第2講 中国ー国民党と共産党
第3講 中国ー国共内戦から新中国成立へ
第4講 冷戦(Cold War)
第5講 冷戦体制の形成
第6講 朝鮮半島分断
第7講 冷戦の変質
第8講 南北問題
第9講 ベトナム戦争(1)
第10講 ベトナム戦争(2)
第11講 多極化と冷戦の崩壊
第12講 地域統合
第13講 戦後中国外交の流れ
第14講 戦後日中関係の流れ
第15講 後期のまとめ
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