罪を犯した加害者でありながら、逆にこころの中では被害者意識が強い。そんな非行少年のこころのなかの逆説(パラドックス)にどう向き合い、かかわり、更生につなげていけばよいのか。家庭裁判所調査官を経て、いまも非行臨床家として活躍する著者による非行臨床論。臨床心理学を学びたい人にも最適。
第1章 現代非行の特質ーーコミュニケーション不全と自己愛の時代
第2章 非行少年と非行性の理解ーー被害者意識のパラドックス
1 非行少年の理解
2 非行性の理解と対応
第3章 非行臨床の方法
1 カウンセリングと家族療法、ナラティヴ・セラピー
2 精神分析とユング心理学
3 地域社会へのかかわり
第4章 ストレスとトラウマの理解
第5章 さまざまな少年非行
第6章 少年非行と司法
第7章 非行臨床の新たな展開
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