登坂不動産に逆境が…乗り越えるしかない。
例年に比べて売上高が3割以上ダウンしてしまった登坂不動産。
オーナーや地主とのトラブル一つで会社が転覆しかねない状況に。
そんなとき、永瀬が対峙しなくてはならなくなったのは、
かつて本音をぶちまけて怒らせてしまった因縁のオーナー・松崎。
そして、宿敵・ミネルヴァ不動産に新たな戦力が現れる。
その女性は、登坂不動産の月下と争う存在に!?
通行地役権、眺望悪化マンション、原状回復、未公開物件ーー
存亡をかけて競争が激化する不動産営業戦争、さらにヒートアップ…!!
不動産営業の本音を曝け出す痛快皮肉喜劇、第10弾!!
【編集担当からのおすすめ情報】
映像化オファーがゾクゾク押し寄せ、
新聞・雑誌・TV・ラジオでも
たくさん取り上げられ続ける超話題作。
今巻も、読まないわけにはいきません!!!
レビュー(11件)
改正民法
10巻には改正民法の話が出てきます。 日本中がコロナやアベノマスクに振り回されていた2020年4月1日に改正民法が施行されていて、不動産賃貸契約にも影響があったということです。 今年2月に引っ越しした際、賃貸契約書に2年前には無かった文言「家賃減額」が出てきて驚きました。賃貸住宅に使用不能な箇所が生じた際、使用できなくなった割合に応じて家賃を減額してくれるというもので、えっ?と我が目を疑いました。 不思議だなあと思っていましたが、この巻を読んでやっと改正民法に由るものだったとわかりました。 『正直不動産』は私にとって社会の教科書のようなもので、付箋だらけになっています。
本屋で買うのと同じ値段だったので買った。
リアルな不動産業界を描く
続きが読みたくなる本です。関心が無い人は購入しないでしょうね。
借りる側も貸す側も、勉強になるマンガです
感染症を出す意味あるか?
主人公永瀬の「突然嘘がつけなくなった」設定もついにネタ切れか。永瀬に「風が吹く」のは、悪徳家主松崎に社長を「守銭奴」呼ばわりされたことで、「アンタと一緒にするな」と一喝する場面。「嘘がつけない」設定でなくとも、自社の社長をボロカスに言われりゃキレることもあるでしょうよ。結果的に大河部長に「よく言った!」と褒められてるし。 原案夏原武作品の「リアリティ」は『クロサギ』シリーズ同様、本作品の屋台骨なのだが、「ある程度のリアリティ」をフィクションで描くマンガの世界観に、感染症を出す必要があったのか? フィクションの世界だけでも、感染症馬鹿騒ぎの鬱陶しさを「なかったこと」にして欲しかった。 登坂不動産では社長の意向でマスクを無料配布して、結果集客に繋がるのだが、「マスクを配る」のに、接客時に誰もマスクしていない。感染症とマスク配布をネタにするなら営業マンがマスクをしていないのはおかしいし、キャラにマスクを被せないなら、存在するかしないか、ただの風邪なのか現時点では不明のナゾの感染症など、物語世界では存在していないことにするべきだった。 そして、10巻の主役は後輩の月下。ミネルバ不動産の新人女性花澤との女対決なのだが、「女だから」という理由で理不尽な扱いを受けると愚痴る花澤に、ミネルバの社長の言葉がイカしてる。 以後は、月下VS花澤への主役交代と、ミネルバの社長実はイケてるやつ展開か。