保育園に子供を通わせていた親としては読んでいて深く共感できる部分が大きく、あっという間に読み上げてしまった1冊になりました。短編集のように一区切りずつお話が進んでいくので長編が苦手と言う方にも読みやすい本だと思います。 個人的には小学受検のストーリーと、最後の言葉教室のストーリーが我が子と重ねながら読んで心の深くに沈んできてなかなか辛かったです(苦笑)実母の親切と言う名のお節介というか、言葉の暴力は読んでいてつらかったですが主人公のようなクローバーナイトがいれば救われますね。 中学生になった子どもが学校で読書の時間があるようなので、お勧めしてみたいと思います。今はまだよく分からない部分も多いかもしれないけれど、今のこの多感な時期に親の目線というものを感じてもらうにはとても良い1冊だと思います。 辻村深月さんの作品はこれがデビューでしたが、他の作品もあわせて読みたくなりました。
レビュー(99件)
保育園に子供を通わせていた親としては読んでいて深く共感できる部分が大きく、あっという間に読み上げてしまった1冊になりました。短編集のように一区切りずつお話が進んでいくので長編が苦手と言う方にも読みやすい本だと思います。 個人的には小学受検のストーリーと、最後の言葉教室のストーリーが我が子と重ねながら読んで心の深くに沈んできてなかなか辛かったです(苦笑)実母の親切と言う名のお節介というか、言葉の暴力は読んでいてつらかったですが主人公のようなクローバーナイトがいれば救われますね。 中学生になった子どもが学校で読書の時間があるようなので、お勧めしてみたいと思います。今はまだよく分からない部分も多いかもしれないけれど、今のこの多感な時期に親の目線というものを感じてもらうにはとても良い1冊だと思います。 辻村深月さんの作品はこれがデビューでしたが、他の作品もあわせて読みたくなりました。