ベーシック・インカムは直接的には新しい社会保障の考え方であり、何より貧困問題の解消に一役買うことができると私は考えているけれども、本書は社会保障についての技術的なものではなく、もう少し別のものを目指している。個人の生活と社会の関係、労働とは何か、といった事柄について改めて考えてみる、そんな本のつもりである。近年におけるグローバリゼーションのなかで、約二〇〇年の歴史をもつ「ベーシック・インカム(基本所得)」の概念が世界的に注目を集めている。この新しい仕組みは、現代社会に何をもたらすのか。労働、ジェンダー、グローバリゼーション、所有…の問題を、あらゆる角度から捉え直す。
レビュー(63件)
いろいろためになる本でした。
値段が安いのにかなり詳しい内容でした。 日本でも名を知られている経済学者のガルブレイスですが、彼の言葉に「怠惰であることは個人的にはよくないことかもしれないが、社会全体にとってはむしろよいことかもしれない」というのがあるというのにはかなり驚きました。ベーシック・インカムの推進者の多くの人たちの信条は「過剰生産は人間性を破壊する」というものらしいです。
入門書として読みやすかったです。ただ、給与所得者の場合、年末調整や確定申告の基礎知識がないとややとっつきにくいと思います。
初心者には解りやすい本だと思います。差別なく国民全員にお金が支払われれば、こんな不景気から抜け出せるのに・・・と思えて仕方なりません。
あまり・・・
あまりおススメできません。作者の自己満しか書かれていません。
内容は良かったのですが、序盤のベーシックインカムの歴史の説明が少し長いです。