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直木賞続編、遂に文庫化!あの感動が再び! その部品があるから救われる命がある。 ロケットから人体へーー。佃製作所の新たな挑戦! ロケットエンジンのバルブシステムの開発により、倒産の危機を切り抜けてから数年ーー。大田区の町工場・佃製作所は、またしてもピンチに陥っていた。 量産を約束したはずの取引は試作品段階で打ち切られ、ロケットエンジンの開発では、NASA出身の社長が率いるライバル企業とのコンペの話が持ち上がる。 そんな時、社長・佃航平の元にかつての部下から、ある医療機器の開発依頼が持ち込まれた。「ガウディ」と呼ばれるその医療機器が完成すれば、多くの心臓病患者を救うことができるという。しかし、実用化まで長い時間と多大なコストを要する医療機器の開発は、中小企業である佃製作所にとってあまりにもリスクが大きい。苦悩の末に佃が出した決断は・・・・・・。 医療界に蔓延る様々な問題点や、地位や名誉に群がる者たちの妨害が立ち塞がるなか、佃製作所の新たな挑戦が始まった。 ドラマ化もされ、日本中に夢と希望をもたらした直木賞受賞作続編が、待望の文庫化!
レビュー(101件)
池井戸潤の代表作となった前作から引き続き、再び下町の町工場が孤軍奮闘し、大企業をギャフンと言わせる痛快作が、これ以降シリーズ化するという嬉しい1品。やはりこの手の作品を書かせたら池井戸潤の右に出るものなし。 ドラマはまだ観てないんですが、これも含めた2作品「下町ロケット」と「ガウディ計画」が映像化されていると聞き、先に読んでおいてよかったと心から思いました。 続編にも期待大です。
3年前のドラマの時と同じタイミングで単行本が出た時は下町ロケット2だった。ドラマと並行して朝日新聞で連載が始まり自分の中ではてっきりすべて読んだ気でいました。でも取っておいた新聞がなんとなく邪魔でやっぱり本でほしいと思って購入。いつものように最後の解説から読み始めたら『新聞連載は単行本のダイジェスト版で内容にかなりの省略がある』とありびっくり。細部の記憶も無くなってたのでじっくりと下町ロケットワールドへ。佃航平はやっぱりいいです。おじさんが頑張ってる姿がワンパターンといわれようが一生懸命の姿に感動します。
さすがの小説です。
テレビでは見たストーリーですが、文庫版が出たので購入しました。やはり感動させるストーリーで、涙涙で心が洗われます。
主人の購入です。 面白いよ~と読んでます。(^_-)-☆
困難
また商売上の敵が現れ、新たな分野の開発に挑む姿に感動しました