現存する8種のクマを追って、アンデスの雲霧林からインドのジャングル、そして北極の海に浮かぶ氷原まで、世界各地を訪れる。そこから見えた、クマたちの過去と現在、そして未来とは。開発により生息環境が脅かされているメガネグマ、熊胆を採取するために飼育されているマレーグマ、徹底した管理で数が回復してきたパンダ、人との衝突が深刻化するアメリカクロクマなど、転機を迎えつつあるクマと人の関係はどこへ向かうのか。世界のクマの現状を掘り下げ、野生動物との共生のあり方を考える。
第I部 南アメリカ
第1章 雲に棲まうもの(メガネグマ、エクアドルとペルー)
第II部 アジア
第2章 死と踊る(ナマケグマ、インド)
第3章 ソフトパワー(パンダ、中国)
第4章 黄金の液体(ツキノワグマとマレーグマ、ベトナム)
第III部 北アメリカ
第5章 野生の世界を飛び出して(アメリカクロクマ、米国)
第6章 グリズリーの再来(ヒグマ、米国)
第7章 氷上を歩くもの(ホッキョクグマ、カナダ)
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