東日本大震災から10年。被災地では復興に向けて地盤の嵩上げや巨大な防潮堤の建設などが進められている。青森県?千葉県の沿岸部全域を踏査して津波の浸水域・浸水高を地形図上に表記した『東日本大震災津波詳細地図』(初版2011年、改訂保存版2013年)をいまの地図に重ね合わせると何が見えてくるのか。復興に伴い地域が大きく変貌した岩手・宮城・福島県沿岸の新旧地形図を掲載。さらに、この10年の間に得られた津波に関する科学的知見と、それを基に作られた34の津波伝播・浸水シミュレーションCGを公開(動画CGが見られるQRコード付き)。被災自治体にとっては10年を振り返り10年後を見据えた地域構想を得るための基本資料として、また近い将来発生が予想される南海トラフ地震の関係自治体にとっては防災・減災のための参考資料として活用して欲しい。
東日本大震災津波詳細地図2011-2021[81地域]
ここまでわかった東日本大津波ー複雑で巨大な津波の発生ー(今村文彦)
津波の可視化,実態を追体験するシミュレーション(菅原大助)
地形改変が生んだ原発災害(原口 強)
山奈宗真「三陸海嘯調査」に込められた願い(岩松 暉)
【コラム】あの日,2011年3月11日(佐藤健一ほか)
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