ヒトの動きとモノの流れが、
いま、変わりはじめたーー
気鋭のピューリッツァー賞ジャーナリストが描く交通(トランス)・(ポーテ)物流(-ション)の「見たくない現実」と「見えてきた希望」。
ネットで注文した商品がその日に届く。そんな「当たり前」を実現するために、世界中の交通・物流システムは悲鳴をあげ、崩壊の危機に直面しているーー。気鋭のピューリッツァー賞作家が、誰もが目をそらしたくなるような不都合な事実を詳らかにするとともに、自動運転車やAI(人工知能)、IoTなどに後押しされて始動しつつある「移動革命」の姿を展望する。
序文 300万マイルの通勤
第1章 朝のベル
第2章 缶のなかの幽霊
第3章 朝のコーヒー
第4章 1週間に旅客機4機
第5章 13日の金曜日
第6章 ピザ、港、そしてバレンタイン・デー
第7章 物流レディース
第8章 エンジェルズ・ゲート
第9章 バレエの動き
第10章 最ラ スト・マイル後の1マイル
第11章 交通のピーク
第12章 楽園のロボット
第13章 未来の扉
レビュー(8件)
ICTの発展の背後にある物流をリアルに解明
グローバル経済の到来を論じるものは沢山ある。しかし,グローバル経済には,世界各地から部品を最適調達し,それを例えばスマートフォンに組み上げる製造工程とならんで,調達部品のグローバル物流がある。僕は知らなかった。そのグローバル物流には,ピッタリと海運・鉄道・トラック輸送を滑らかにつなぎ合わせる鉄コンテナのシステムが形成されたことを。船舶・港湾・鉄道やトラック輸送の連携プレーの実態と,現在,これが孕む極めて困難な実情がある。ヒュームズという有能な記者が,各地のDoor to Doorの実態に鋭利に切り込むレポートの数々に,僕は沢山のことを学んだ。