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大正15年5月、十勝岳大墳火。突然の火山爆発で、家も学校も恋も夢も泥流が一気に押し流してゆく…。上富良野の市街からさらに一里以上も奥に入った日進部落で、貧しさにも親の不在にも耐えて明るく誠実に生きている拓一、耕作兄弟の上にも、泥流は容赦なく襲いかかる。真面目に生きても無意味なのか?懸命に生きる彼らの姿を通して、人生の試練の意味を問いかける感動の長編。
大正15年5月、十勝岳大墳火。突然の火山爆発で、家も学校も恋も夢も泥流が一気に押し流してゆく…。上富良野の市街からさらに一里以上も奥に入った日進部落で、貧しさにも親の不在にも耐えて明るく誠実に生きている拓一、耕作兄弟の上にも、泥流は容赦なく襲いかかる。真面目に生きても無意味なのか?懸命に生きる彼らの姿を通して、人生の試練の意味を問いかける感動の長編。
レビュー(87件)
良い本です。
三浦 綾子 さんの本は 命の切迫感があり、感動します。
感動する
どんなに苦しい状況でも、まっすぐ、正しく生きる人たちに心打たれました。 自分も、正しくありたいです。
三浦綾子さんが好きで買いました。時代背景も今とはぜんぜん違うし内容も重いのですが、本当にいつも考えさせられます。
感動
三浦綾子さんのいいたいことが耕作の言葉で充分表現しています。 得に最後のところ、その人の本音はぽろっとこぼれるものですね。
震災後に
以前から読みたいと思っていた作品ですが、東日本大震災後、無性に読みたくなって、購入しました。 前篇だけでは、感想を書かないほうば無難かと思いますが、生きるということ、命があるということを考えされられます。