食物のおいしさの要素として、色,味,香り,テクスチャーなどが挙げられる。高齢社会を迎え、最近とくにテクスチャーと咀しゃくや嚥下機能との関係が注目されている。
本書は、食物の嗜好性(おいしさ)のなかでも、歯ごたえ,舌触り,なめらかさ,飲み込みやすさなどのテクスチャーと関係の深いレオロジー的性質の測定方法について、ゾル状から固形状まで、食物の測定事例を中心に解説した。
1 はじめに
2 レオロジーの基礎
A. 弾性
B. 粘性
C. 粘弾性
D. 大変形の力学的性質
3 食物のレオロジー測定方法
A. 流動特性の測定方法
B. 粘弾性の測定方法
C. 破断特性の測定方法
D. テクスチャー特性の測定方法
E. 実用的な測定方法
4 ゾル状食物のレオロジー的性質
A. ホワイトソース
B. でんぷん糊液
C. トロミ調整食品
D. マヨネーズ
5 固形状食物のレオロジー的性質
A. ブラマンジェ
B. 大豆たんぱくゲル
C. ジェランガムゲル
D. 寒天ゲル
E. ゲル形成多糖類のゾルーゲル転移
F. 混合ゲル
G. スポンジケーキ
H. クッキー
6 おいしさとレオロジー
A. 飲み込みとずり速度の関係
B. おいしさとテクスチャー
C. 食べやすさとテクスチャー
D. 咀しゃくとテクスチャー
E. 嚥下とテクスチャー
F. 高齢者の食事に要求されるテクスチャー
レビュー(0件)