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日本文化の構造的欠陥を糺す! 本書では、近現代史考察するための序論として「近現代史を歪める人々」と題したう1章を冒頭に特別に設け、日本民族が抱える最大の問題の一つである「バカトップ問題」について考察しています。 最高の教育を受け 優秀な成績を収めながら、一番肝心な常識がわかっていないエリートがなぜか組織のトップになってしまい、その組織を滅亡に導く……古くは、大日本帝国を破滅させた陸軍参謀本部、そして戦後は、「常識に欠け、きわめて傲慢」な点で旧陸軍と酷似した朝日新聞社が犯してきた罪について厳しく断罪します。 また、歴史教科書などではあまり詳しく触れられることが少ない「琉球処分」についても解説。沖縄はいかにして大日本帝国に編入されたのか? 朱子学を通して琉球史を概観することができます。 さらに、明治政府が行なった「宗教の整備」について、全国を吹き荒れた「廃仏毀釈」の凄まじさーーあの奈良・興福寺の五重塔さえもスクラップにして売り払われる寸前だったーーに焦点を当て、宗教史にも造詣が深い著者ならではの独自の解釈を盛り込んでいます。
レビュー(5件)
続き
シリーズで、少し止まっていましたが、続きを読みたくなり注文しました。通史ですので、長い時間がかかります。数十年をかけての愛読書です。
批判がしつこすぎる
1巻から読んでいるが、この巻の半分を占める朝日新聞批判、韓国批判、朱子学批判は明らかにしつこすぎる。同じような例を繰り返し引いて、同じ結論を何度も強調しているが、読者はそこまでバカではないから、そんなに繰り返さなくても理解できる、と言いたい。自分も朝日、韓国は嫌いだが、読んでいてさすがに辟易とした。
第一章長すぎ
一巻から読んでいる身としては、分かってるからいいよと言いたくなりました。