【輸入盤】ハイドン:交響曲第88番、第97番、バッハ:管弦楽組曲第3番、ヘンデル:二重協奏曲第3番 ヘルマン・アーベントロート&ライプツィヒ放送
アーベントロート/ハイドン:第88、97番、ヘンデル:二重協奏曲第3番、バッハ:管弦楽組曲第3番
ドイツのエテルナ・レーベルから発売されたアーベントロートのハイドンとヘンデルは、モノラルながらバランスの良い聴きやすい音質の名演奏として知られています。
今回は「エテルナ・オリジナル・マスター・シリーズ」からの登場で、マスターテープから新たなマスタリングがおこなわれているため、音質向上が期待されるところです。
アーベントロートは戦前のケルン時代には自身で室内オケを結成して活動していたこともあり、古楽や古典派への造詣も深く、このCDのヘンデルとハイドン、バッハでも説得力のある演奏を聴かせています。
下の楽譜画像は、ヘンデルの二重協奏曲第3番のアダージョの冒頭部分です。通常はただの経過部分として軽く演奏されるこのアダージョで、アーベントロートは誰よりも悲痛で美しい音楽を響かせ、古楽器演奏とはまったく異なる世界を示して驚かせてくれます。カール・リヒターの演奏も似た傾向ですが、アーベントロートはさらに徹底しています。
なお、ブックレットには使用したマスターテープの箱の写真も掲載されており、歴史的ドキュメントとしてのリアリティもあります。マスタリング・エンジニアはいつものクリストフ・シュティッケルが担当。
収録情報●バッハ:管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV1068(序曲ニ長調)
1.1 Ouverture
2.2 Air
3.3 Gavotte I, II
4.4 Bourrée
5.5 Gigue
ライプツィヒ放送交響楽団
録音:1949年9月28日、ライプツィヒ
●ヘンデル:二重協奏曲第3番ヘ長調 HWV334(合奏協奏曲第29番)
6.1 Grave - Allegro
7.2 Allegro ma non troppo
8.3 Adagio
9.4 Andante larghetto
10.5 Allegro
ベルリン放送交響楽団
録音:1955年9月15日、ベルリン
●ハイドン:交響曲第88番ト長調 Hob.I:88
11.1 Adagio - Allegro
12.2 Largo
13.3 Menuetto:Allegretto
14.4 Finale:Allegro con spirito
ライプツィヒ放送交響楽団
録音:1956年、ライプツィヒ●ハイドン:交響曲第97番ハ長調 Hob.I:97
15.1 Adagio - vivace
16.2 Adagio ma non troppo
17.3 Menuetto:Allegretto
18.4 Finale:Presto assai
ベルリン放送交響楽団
録音:1955年1月20日、ベルリン
ヘルマン・アーベントロート(指揮)
マスタリングについて〜クリストフ・シュティッケル(マスタリング・エンジニア)
ETERNAテープをリマスタリングする際の前提は、オリジナル・サウンドを変えることなく可能な限り最高の状態でオリジナル・サウンドを再現することでした。
全ての作業はオリジナルのアナログ・マスターテープに基づき、マスタリングはそれぞれのテープに対して細心の注意を払って行われました。
アナログ領域のみでサウンド処理されたアナログ信号を96kHz / 24bitの高品位デジタル化後に44.1kHz / 16bit化されました。
また、デジタル領域においてもノイズの除去や、オリジナル・サウンドに影響を与えるその他の修復は行わず、必要最小限のテープ・エラーとテクニカル・クリックのみの修復が行われました。
Berlin Classics所蔵 オリジナル・アナログ・マスターテープ使用
Powered by HMV
レビュー(0件)