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人生の最後に食べたいおやつは何ですかーー 若くして余命を告げられた主人公の雫は、瀬戸内の島のホスピスで残りの日々を過ごすことを決め、穏やかな景色のなか、本当にしたかったことを考える。 ホスピスでは、毎週日曜日、入居者がリクエストできる「おやつの時間」があるのだが、雫はなかなか選べずにいた。 ーー食べて、生きて、この世から旅立つ。 すべての人にいつか訪れることをあたたかく描き出す、今が愛おしくなる物語。 2020年本屋大賞第2位。
人生の最後に食べたいおやつは何ですかーー 若くして余命を告げられた主人公の雫は、瀬戸内の島のホスピスで残りの日々を過ごすことを決め、穏やかな景色のなか、本当にしたかったことを考える。 ホスピスでは、毎週日曜日、入居者がリクエストできる「おやつの時間」があるのだが、雫はなかなか選べずにいた。 ーー食べて、生きて、この世から旅立つ。 すべての人にいつか訪れることをあたたかく描き出す、今が愛おしくなる物語。 2020年本屋大賞第2位。
レビュー(717件)
届きました。中古本なのにとても奇麗でした。
日々の生活が如何に幸せか、考えさせられるお話でした。
おやつに個々の生き様や死に直面した人にしかわからない死の5段階が描かれていてリアルに感じました。またその方たちを受け入れ最後まで寄り添うことを忘れないホスピスは理想のかたちでした。 下品な表現があり、個人的には違和感を感じましたが、この本は死に対する考え方が変わる作品だなって思いました。
こんな時代だからこそ、ほっこりと。
読後感が爽やかです。私が今まで読んだ本の中のベスト10に入りそうです。暗い現代社会にこそ読むべき本かもしれません。
図書館で呼んで、贈答品として購入しました 人生を考えさせられる心温まる物語! 同じ立場の当事者、周りの皆さんにも呼んでもらいたい