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ビブリア古書堂に舞い込んだ新たな相談事。それは、この世に存在していないはずの本ーー横溝正史の幻の作品が何者かに盗まれたという奇妙なものだった。 どこか様子がおかしい女店主と訪れたのは、元華族に連なる旧家の邸宅。老いた女主の死をきっかけに忽然と消えた古書。その謎に迫るうち、半世紀以上絡み合う一家の因縁が浮かび上がる。 深まる疑念と迷宮入りする事件。ほどけなかった糸は、長い時を超え、やがて事の真相を紡ぎ始めるーー。
ビブリア古書堂に舞い込んだ新たな相談事。それは、この世に存在していないはずの本ーー横溝正史の幻の作品が何者かに盗まれたという奇妙なものだった。 どこか様子がおかしい女店主と訪れたのは、元華族に連なる旧家の邸宅。老いた女主の死をきっかけに忽然と消えた古書。その謎に迫るうち、半世紀以上絡み合う一家の因縁が浮かび上がる。 深まる疑念と迷宮入りする事件。ほどけなかった糸は、長い時を超え、やがて事の真相を紡ぎ始めるーー。
レビュー(179件)
繊細な心の動きを見逃さないように丁寧に読みました。 面白かったです。
前作で小さかった扉子が小学生になっていた事に驚きました。 次の巻はいったい幾つになっているんだろう?と思ってしまいました。 こちらの本は全て横溝正史関連の話しです。 身内同士が長い間歪み合い続けていて悲しい感じです。 唯一従兄弟同士が仲が良いのが救いですが、収集家にとっては本が犯罪を誘発することもあり、それによって家族関係も崩壊するなんて物凄く悲劇的だと思いました。
心待ちにしていた本でした。迅速な対応とても嬉しかったです。本の状態も良く大変満足しております。ありがとうございました!
ビブリア古書堂の事件手帖は1巻からずっと読んでいます。今回、新刊発刊により購入しました。次作の発刊が楽しみです。
面白い。
初回から購しています。毎回楽しみにしています。