親の生き方が、子を苦しめているーー精神科医が解き明かす「親と子」の真実。子は親が好きだからこそ「心の病」になり、親を救おうとしている。精神科医である著者が説く、親子という「生きづらさ」の原点とその解決。著者は「引きこもり」や「拒食症」で悩む多くの子どもたちに向き合い、心の声に耳を傾けてきた。どの子も親が大好きで、「自分が役に立っているだろうか」「必要とされているだろうか」と考えている。しかし思春期になり、親から逃れようとする心と、従おうとする心の葛藤に悩み「心の病」になってしまう。真の解決は、親が子を救い出すのではなく、子に親が救われるのだと分かった時に訪れる。
プロローグ 心の「宇宙期」第1章 息子は親を救うために引きこもった第2章 娘の摂食障害が、母親の人生を回復させた第3章 虐待されて育った子は「善と悪が逆」になっている第4章 親とのつながりを持てなかった子の不思議な訴え第5章 心の発達段階の最後、「宇宙期」とは何か
レビュー(60件)
子育て中の方には参考書 辛い経験をされて今、生きづらさを抱えている方には救いの本になると思います そして本の内容とは異なりますがもう一人の母 お姑さんたちにも是非読んでほしいです。 見えないところで繰り広げられる家庭内のこと。苦しみは何十年と続くこと人生を変えてしまう大きな罪として重くとらえてほしいです。そして連鎖 自分の代で止めてほしいと感じます ポロポロ泣きながら読みました 救われました
なかなかやるな。
佐々木正美さんの本を何冊か読みましたが、同じくらい確信しました、子育て中の方は勿論その他の方にも生きる上で参加になる事がたくさんあります。
著者は・・
私の中では、「家族」に関しては、 著作が多いかな~?と思っています。 そして、本書では数冊目です。 本書の中で、心に残ったのは、 「親に対する子供の態度。その根底には、 親のせいである。」との記述であったと思います。
届くまでに多少時間がかかりましたが、引き込まれるように一気に読んでしまいました。 カウンセリングを受けているような気持になり、心の奥底にある「何か」が吹っ切れたように少し楽になったように感じました。 この世から自分を守ってくれる唯一の存在、それが親、その親のために必死で「いい子」になるのだそうです。 孫がいる私でさえ、猛省しています。 自分自身も厳しい母に育てられ、「口答えは許さない」、口癖は「我慢しなさい」の環境でしたから、どうすればよいのかをずっと考え、連鎖を断つ意味で様々な本を読んでいます。悩む方々にお勧めします。
毒親関連や愛着障害について読んでみたいと本を探しており著者の別の本が理論的で分かり易かったのでこちらも買ってみました。