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八幡神が神仏習合を先導することになったのはなぜか。朝鮮半島の新羅から九州・宇佐、そして奈良の都から全国へ。時の権力とかかわりながら、歴史の転換点を乗り越え、勢力を伸張していった「仏神」の姿に迫る。 日本文化の源流となる大きな謎に迫る!! 八幡の神は新羅の神が日本化して生まれた 八幡神が神仏習合を先導することになったのはなぜか。朝鮮半島の新羅から九州・宇佐、そして奈良の都から全国へ。時の権力とかかわりながら、歴史の転換点を乗り越え、勢力を伸張していった「仏神」の姿に迫る。 第1章 神奈備信仰(神体山信仰)と仏教の伝来 第2章 神仏習合現象の始まり 第3章 八幡という神の成立 第4章 八幡神の発展と神仏習合 第5章 習合現象の中央進出と八幡大菩薩の顕現 第6章 本地垂迹説の成立 第7章 八幡仏教徒の国東進出 第8章 八幡信仰の全国的広がりと神仏習合
レビュー(12件)
日本で一番多い八幡神。 その八幡神と明治維新までの 仏教の関わりと由緒を書いたものです。 どこにでもある八幡神に少々興味があったので購入
無宗教といわれる我々らしい神・仏習合について書かれています。明治初期の廃仏毀釈がなければもっとおもしろい?展開になっていたかもしれませんね。
欲しい情報が載っていて、大変良かった。これからも継続して利用したいと思います。
日本の宗教史
去年参加した学会でお話くださった、素敵な先生のご本です。今、日本の宗教史は神仏習合がホットな話題のようで、本地垂迹説含め神と仏について分析されています。