Rによるセイバーメトリクス入門
: Max Marchi/Jim Albert/Benjamin S. Baumer/露崎 博之/Yoshihiro Nishiwaki
セイバーメトリクスとは、ベースボールのデータを利用して戦術を分析することです。本書は、データアナリスト、野球愛好家にRを利用したセイバーメトリクスを紹介します。Rは、データの読み込み、適切なフォーマットへの変換、グラフによるデータの視覚化、統計分析の実行まで、すべての分析ステップを完結できる便利なソフトウェアです(使用されているすべてのデータセットとRコードはオンラインから利用できます)。
第2版では、Rのモダンなデータ分析を可能にするtidyverseを採用し、選手やボールの動きを高速・高精度に分析するために必須となったStatcastによるプレーヤ追跡データを加筆しました。初版のすべてのコードをtidyverseに準拠して修正しました。さまざまなベースボールのプレーとそのデータを通して、モダンなRの利用方法とセイバーメトリクスについて学習できます。
レビュー(2件)
セイバー初心者から上級者まで大満足の一冊
待望の翻訳版が出ましたね。 私はRとセイバーメトリクスを若干かじった人間ですが、数少ない『野球×データ分析』の日本語本では最高傑作と言えるのではないでしょうか。原著と比較しながら見てみると、翻訳者の苦労が見えてきますね。私は日本語版のほうが丁寧で分かりやすいと感じました。 内容ですが、第1~12章+付録A~Cとかなり細分化されており、読み応えバツグン。『得点と勝利の関係』や『得点期待値を用いたプレーの価値』、『ボール球とストライク球の効果』、今話題の『フレーミングについて』、『バッターの好不調分析』、『得点効率の良い打順の組み方』、『盗塁の価値』など知りたい内容が盛りだくさん。 野球を見ていて少し気になっていたけど、なんだか難しそうでセイバーメトリクスやRに手を出せていなかった人にはもってこいだと思います。 これを読んだ人は、次の日から野球の見方がガラッと変わることでしょう。