衰退するアメリカ。そのアメリカ依存から抜けられない日本。この構図のなかで、いま、アメリカが日本を徹底的に搾取しようとしている。それがTPPの正体だ。TPPが日本の成長を助ける自由貿易協定だというのは真っ赤な嘘。99%のわれわれ国民に対して、1%のグローバル企業・超富裕層が仕掛けた罠なのだ。その内実を国民に知らせぬまま条約批准に向かって突き進む政府。黒い条約・TPP締結後の日本はどうなるのか?『TPP亡国論』の中野剛志とこの問題を早くから掘り下げてきた気鋭の論客たちが、TPP参加に最後の警鐘を鳴らす!
レビュー(17件)
TPPの問題点
TPPの問題点を知るのにはとても良い本です。 農業に偏りがちな報道では、TPPのことは何もわからない。 アメリカは、戦前からずっと日本を貶める政策を続けている。 TPPで日本国民の保険・医療・ものづくり文化という 大事なものが壊される可能性が高い。壊すことイコールアメリカの国益。 アメリカのグローバル企業の利益になる。 アメリカのいいなりになり続けている日本を、なんとかしないと。 アメリカが押し付けた憲法を大切に何も考えず守り続けている日本国民は、 一日も早く、安心・安全な社会をTPPによってアメリカによって 壊されようとしていることに気づくべきだ。
知識の吸収
ちまたを騒がせているTPP。その裏事情が良く分かります。 表に出てこない部分(例えば報道関係など)が見えてきます。 その他いろいろ…読む価値ありですよ。
TPP反対
論客達がTPPに関する問題点を述べています。個別具体的な問題点もそうですが、根本的には、最後の柴山氏が述べていられますように、日本という国家(国民国家)とグローバル化の問題なのだと思います。 今では、グルーバル化とか自由化とか構造改革とかいう言葉を聞くだけで、ウサンクサイな~と思うようになってしまいました。
TPP推進派はウソツキ
意見や思想と人格は別物。 それを今まで尊重してきたつもりだし、これからもしたいのだけれども、このTPP推進派だけはどうも許せないんですよ。 『TPPはマスト』とか言ってる人の人格は認められない。 一日も早く消えて欲しいとさへ思う。
マスコミが報じないので国民に知らされない事実がたくさんあって、かなり怖くなりました。国民はもっと賢くならねばなりませんね。