高度経済成長のまっただ中、誰もが「明日はよりよくなる」と信じることができた時代。
一九六五年、一人の少年がマイクを握った。
その瞬間、彼の運命は、芸能界の歴史は軌道を変えたーー。
ザ・タイガースの熱狂、ショーケンとの友愛、
「勝手にしやがれ」制作秘話、
ヒットチャートから遠ざかりながらも歌い続けた25年間……。
バンドメンバー、マネージャー、プロデューサー、
共に「沢田研二」を作り上げた69人の証言で織りなす、圧巻のノンフィクション。
「週刊文春」掲載当初から話題沸騰の連載、いよいよ単行本化!
《目次》
第1章 沢田研二を愛した男たち
第2章 熱狂のザ・タイガース
第3章 自由・反抗・挑戦
第4章 たった一人のライバル
第5章 歌謡曲の時代
第6章 時代を背負って
第7章 レゾンデートルの行方
第8章 沢田研二ルネッサンス
参考文献一覧
連載を終えて
レビュー(19件)
沢田研二は、私がヨチヨチ歩きのころから大学生までテレビで大活躍していた方です。とくに大好きというわけではなかったのですが、75歳になってもコンサートで活躍されていることを知り、読んでみました。ジュリーの活躍ぶりだけではなく、その時代性があわせて描かれていて、勉強させていただきました。
ファンは必ず読むべきです!
友人が読みたいといわれ変わりに購入しましたが、先にわたしが読みました!文字は小さめですが、内容が濃く、ファンは絶対に読むべきです。
母に頼まれました。店舗を探してもなかったそうで、取り寄せも出来ないと言われたようで喜んでいました。
ジュリー好きの母に
往年のジュリーファンの母から頼まれて購入。 図書館は10人待ちのようでした。 内容は懐かしいものもあり楽しめたようです。 あっという間に読み終わってしまいました。
ページをめくるたびに、当時の記憶がよみがえってきます。やはり、ジュリーは青春の一ページだったと思いました。