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森に捨てられたピアノ……そのピアノをオモチャがわりにして育った少年・一ノ瀬海は、かつて天才の名をほしいままにしながら事故によってピアニスト生命を断たれ小学校の音楽教師になっていた阿字野壮介や、偉大な父を持ち自らもプロを目指す転校生・雨宮修平らとの出逢いから次第にピアノに魅かれていく……!! ショパン・コンクールも大詰め。ファイナルでの出番が刻一刻と迫る中、カイと阿字野の二人で行う最後のレッスンがはじまった。その頃、自らの甘さと過ちに気付いた雨宮は、カイのために自分ができることを探し始める──。9月に発売された20巻も発売即重版、連載開始から10年を越えてもなお絶好調の一色まことの大人気シリーズ最新刊です! 君の“1番”のために 阿字野バージョン 「忘れろ」 一人の練習室 グッドフェローズ ミュージシャン・ハンド・ドクター ピアノ協奏曲第2番 “パン・ウェイの真実” ゴシップと闘志
レビュー(86件)
大好きなマンガです
アマゾンに在庫がなかったので、楽天ブックスにあって良かったです。 雨宮のピアノの音が隣室から漏れてくる場面は秀逸。 カイと雨宮の奏でる音の重なり合いに心を揺さぶられます。 直木賞をとった『蜜蜂と遠雷』でも、この場面をなぞったと思われるシーンがありました。 『蜜蜂と遠雷』も面白かったですが、個人的には『ピアノの森』のほうが上だと思います。 マンガが小説を超越している、『ピアノの森』は必読です。
カイと雨宮くんがとうとう決別してしまったかと思いましたが、カイと出会わなければ苦しみだけでなく、ピアノを弾く喜びも得られなかったことに気がついてくれて良かったです。雨宮くんが言葉にして謝らなかったことが却って二人らしくて素敵だと思いました。
読むだけで彼らが奏でる音楽が響いてくる気がしてくる本です。そろそろクライマックスへ突入ですが、続きが楽しみです。
!!!
ずーっと購入していなかったのですが、やはり揃えたくて、急きょ買いました。本当に本当に面白いので、是非読んでください。
カイと雨宮の和解が描かれる『ピアノの森』21巻。