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家事代行サービスで働く秋月都が、若き和菓子職人・羽鳥一成の屋敷に通うようになってはや1年ーー。 ある日、空き家のはずの向かいに高齢の女性の姿が。彼女は、「ことりや茶房」のはじめての常連客であり、一成や恭史郎とも交流があった。そんな折、茶房の接客担当である瑠花が来られなくなり、茶房の営業がピンチに。そこで都は、小料理屋でのアルバイト経験を思い出し、自分が代わりに出ると提案するが…? ほかにも、一成と恭史郎の知られざる出会いや、コンプレックスを抱えたとある女性のお話、そして職人としての一成におとずれる試練も…!? 和菓子が人と人とをつなぐ、心温まる物語、待望の第2弾。
レビュー(15件)
本屋さんになかなかないのでこちらで注文。子供の好きな作家さんなので、少しずつ楽しく読んでいました。
2巻目待ってました! 読んでいると甘味処に行きたくなりす。 毎回別シリーズとリンクしてるところがあるので一層楽しめます。
最後の話、相手の店にも、「ほかの店にも同じ依頼をしている」って伝えてあるの? 志貴の台詞を読んだ感じでは、言っていないように受け取れるけど、それだとフェアじゃないと思うんだけど。 やっぱり、何かを競ったり勝負したりする場合は、正々堂々とやってほしい。 それとも、伝えてないのは店名だけ? それなら多少はましだけど、それでも、情報をきちんと伝えないのはどうかと思う。 あと、作中で「旧暦の五月が新暦の四月」となっているけど、これ逆だと思う。 旧暦の五月はいまの六月だと思う。