自らを「話芸人」と称し、語りを究め続けた日高晤郎さんが2018年4月3日、がんのため亡くなった。STVラジオで40年間レギュラー番組を持ち、土曜日の「ウイークエンドバラエティ日高晤郎ショー」は生放送で35年。体力が続く限り現役であり続け、3月23日に「明日への贈り物Part3」の2公演、24日に生前最後の出演となった「晤郎ショー」をやり遂げた。ファンの悲しみと喪失感は大きく、日高さん自身にもやり残したことがあっただろう。最後の放送では、途中から涙ながらに話す一言ずつが遺言のように響いた。
=====<はじめに より>
北海道新聞夕刊「私のなかの歴史」の連載記事、ゆかりの人約30人のインタビュー、日高さんの写真、イラスト、直筆文字など掲載!
日高晤郎さんの芸にかける思いが伝わります。
レビュー(2件)
晤郎さんロスの方、心の穴を埋めてくれます
晤郎さんが亡くなって2年余り経ちましたが、どうしても土曜日が来ると喪失感を覚えずには居られませんでした。 この本は、「晤郎さんロス」の方のための本、という書評を見て購入しました。 この本は、著者の丁寧なインタビューを通して、自分の知らなかった晤郎さんが、ご本人そして関わりのあった方々、特に東京の自宅にお住まいの奥様の言葉によって語られ、より深く晤郎さんを知ることができます。 読み終わったとき、ああ、晤郎さんはあの笑顔のとおり、全力で駆けて上機嫌でこの世を去ったのだな、と非常に安心するとともに、自分の心の穴も少しづつ小さく、浅くなっていくのを感じました。 晤郎さんは、生きている限り、来週はもっと面白い!と前に進んでいました。してみると、亡くなった日が生涯で最高に面白い芸人だった訳で、きっとあの世で、最高の笑顔でお師匠さんたちに会っていることでしょう。 改めて、晤郎さんと同じ時代に生きて良かった、と心が穏やかになりました。
想いでのあの方
北海道の放送局の素晴らしいパーソナリティ。殺伐とした時世の中、またお目にかかりたいと思いまして、購入した次第です。