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「妻を殺しました」。現職警察官・梶聡一郎が、アルツハイマーを患う妻を殺害し自首してきた。動機も経過も素直に明かす梶だが、殺害から自首までの2日間の行動だけは頑として語ろうとしない。梶が完全に“落ち”ないのはなぜなのか、その胸に秘めている想いとはーー。日本中が震えた、ベストセラー作家の代表作。2003年このミステリーがすごい! 2002年週刊文春ミステリーベスト10 第1位。(講談社文庫) 日本中が震えたベストセラー待望の文庫化 妻を殺し、それでも生きる。心の奥に想いを秘めてーー 「妻を殺しました」。現職警察官・梶聡一郎が、アルツハイマーを患う妻を殺害し自首してきた。動機も経過も素直に明かす梶だが、殺害から自首までの2日間の行動だけは頑として語ろうとしない。梶が完全に“落ち”ないのはなぜなのか、その胸に秘めている想いとはーー。日本中が震えた、ベストセラー作家の代表作。 志木和正の章 佐瀬銛男の章 中尾洋平の章 植村学の章 藤林圭吾の章 古賀誠司の章
レビュー(727件)
空白の・・
2日間。 それを巡って、多数の人達の話が・・ チョットしたきっかけででてきた「空白の2日間」。 なんか、無理があるよな~なんて思いながら読み進めました。 驚きの結末、とまでは言えませんが、楽しめました。 ただ、歌舞伎町→歓楽街→いかがわしい。 それは、安直過ぎるな~
映画
けっこう前に映画化されて、ネタバレを調べると、感動する結末ということで気になっていて、文庫本を買ってみました。病気で入院した母親の暇つぶしに差し入れで持って行ったら、看護師の方が泣けますよねと話が弾んだそうです。
横山秀夫さんの小説を初めて読みました。目次が人の名前で6章から成り立っていました。志木和正は刑事、佐瀬銛男は検事、中尾洋平は記者、植村学は弁護士、藤林圭吾は裁判官と来た、最後は刑務官とわかりました。古賀誠司刑務官でした。組織のメンツが絡み解決されない2日間の行動も最後の章で明らかとなる内容でした。最後の最後の1行に涙しました。
ミステリーより人間ドラマ
横山秀夫さんの本を読み漁っています。 「64」「クライマーズハイ」に続いて読みましたが、予想外のオチで驚きました。ミステリーではありますが、人間ドラマに近く心を揺さぶられる感じが好きです。続きが気になって一気読みしました。
横山秀夫 作品
横山作品にはまっています。 陰の季節に続き、臨場と半落ち!有名処をチョイス! 内容を知っていてもワクワク、おもしろい!