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莉々亜が新たな居住者として加わり、コーキに急接近を始める。少しずつ変わっていく「スロウハイツ」の人間関係。そんな中、あの事件の直後に128通もの手紙で、潰れそうだったコーキを救った1人の少女に注目が集まる。彼女は誰なのか。そして環が受け取った1つの荷物が彼らの時間を動かし始める。(講談社文庫) 莉々亜が新たな居住者として加わり、コーキに急接近を始める。少しずつ変わっていく「スロウハイツ」の人間関係。 そんな中、あの事件の直後に128通もの手紙で、潰れそうだったコーキを救った1人の少女に注目が集まる 。彼女は誰なのか。 そして環が受け取った1つの荷物が彼らの時間を動かし始める。
レビュー(1155件)
もうサイコー (上) たまらなく好き。もう一度、と言わず何度も読み返したい。 でも (下) すごく良かった。 え~っ?! まさか が よみがえってきて また読み返さなくちゃ 感動間違いなし。
好きです
辻村深月さん大好きです。スワロウハイツの神様は一番好きな話かも。
人生の一冊になりました。
最終章、チヨダコーキが初めて自分の本の読者に会った時の事象が描かれています。自分の作品が人の心を動かしているさまを見て、言葉だけでは言い表せない気持ち、胸が熱くなるもの、それによってチヨダコーキは復活します。 自分の作った物で人を感動させる事が出来た時の喜びは、何物にも勝る価値ある物です。 登場人物それぞれに境遇、個性があり、考え方なんかも違うのに、思考や気持ちの動きがそれぞれ丁寧に描かれていて、辻村先生は本当に書くのがうまいなあと思いました。流石です。大好きです。エピローグもこれからゆっくり読もうと思います。素敵な本をありがとうございました。
後半の伏線回収が素晴らしかった。最後にはスッキリしました。
辻村深月の大ファンです。どの作品ものめりこんじゃいます。