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▼第44話/禍、これより始まらん▼第45話/後継者争い▼第46話/呂后専横▼第47話 /呂氏の陰謀▼第48話/呂氏誅殺●主な登場人物/蕭何(第44話)、戚姫(第 45話)、呂后(第46話)、呂后、呂禄、呂産(第47話)、周勃(第48話)●あらすじ /時は前漢の時代。恵帝が没した後、その妻・呂后は帝の一族である劉氏一族を次々 と謀殺していき、呂后の勢力はますます強まっていった。呂后、絶頂の紀元前 181年。この年に起こった日食に不安を感じた呂后は、すぐに祭壇を作らせ厄払いの 儀式を執り行なった。しかし、彼女はその帰路に、青い犬に咬みつかれる幻を見る。 宮殿に戻った呂后は、この幻が吉凶かどうかを占い師に訊ねたところ、"如意の祟 り"と出た。如意というのは、かつて呂后が毒殺した王族だった…(第47話)。●本 巻の特徴/長い戦国時代も、劉氏によってようやく終止符が打たれたかに見えた。だ が高祖・劉氏の死をきっかけに、世の中はまたも激変。権力を得た劉邦の妻・呂后に よるすさまじい専横政治が始まる。そして、新しい時代を作るべく、巻き返しを狙う 者たちは…!?「禍、これより始まらん」など、全5話を収録。●その他の登場人物 /鯨布(第44話)、周昌(第45話)、如意(第46話)、灌嬰、陸賈(第47話)。●本 巻に登場する故事成語・諺・歴史用語など/左袒する(第48話)。
レビュー(9件)
中国史をざっくり理解するには良いです。横山氏のまんがは人物がほとんど同じに見えてわかりずらい。
項羽と劉邦の続きが気になる方は必見!
▼第44話/禍、これより始まらん▼第45話/後継者争い▼第46話/呂后専横▼第47話/呂氏の陰謀▼第48話/呂氏誅殺●主な登場人物/蕭何(第44話)、戚姫(第45話)、呂后(第46話)、呂后、呂禄、呂産(第47話)、周勃(第48話) 9巻は上記のようなコンテンツですw 潮出版の横山光輝氏の「項羽と劉邦」では、劉邦が項羽を打ち破り、その後漢の時代が始まるわけですが、その後については活字で簡単にそれまで人心があり、人の意見を耳にしていた劉邦が疑心暗鬼になっていったとあるのみですから、気になる方はこの巻は超お勧めですw 端的に言及すると、45話である様に後継者争いで揉め、勢力は呂后一族が掌握するようになってしまいます。。。 この女同士の争いが想像を絶するほど熾烈で、呂后が劉邦亡き後、寵愛を受けていた戚姫にした仕打ちなどは、横山氏が描いた作品の中で1番えげつないものではないでしょうか??? 無論史記に則っての物でしょうが。。。
紀元前の中国の様子が,漫画になって分かりやすく描かれています。
”項羽と劉邦”に出ていた人物がその後どうなったか? が描かれているので大変面白かったです。
読み応えあり!