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最新の歴史研究を踏まえた「田中日本史」の決定版。日本史を各時代のエピソードを中心に通史で概観! *下巻は鎌倉時代から現代。 第八章・鎌倉時代ーー武家政治が生み出した仏教美術 第九章・室町時代ーー現代に継承される日本文化の誕生 第十章・戦国・安土桃山時代ーー西洋文明との邂逅 第十一章・江戸時代ーー百万人都市が育んだ庶民文化 第十二章・明治維新ーー西洋文明との格闘、そして独自性の追求 第十三章・日清戦争から大東亜戦争までーー近代化された日本の戦争 第十四章・現代に続く日本文化の財産 ※本書は平成24年刊行の田中英道著『日本の歴史 本当は何がすごいのか』(育鵬社刊)をもとに、最新の歴史研究の成果を踏まえ、大幅な加筆を行い刊行するものです。
レビュー(15件)
偽りの日本国史を正せ!!
下記は 上巻 の評価です。(上巻は他書店購入にため投稿できず、下巻に記入した) タイトル:偽りの日本国史を正せ!! 「古代日本の始まり」についての記述に問題があある。問題点は・・・縄文人が寒冷化に伴い関東に南下して勢力(関東は阿波忌部により開拓される。)を伸ばした。関東には地名高天原があり、香取・鹿島神宮を創り、鹿島から海路鹿児島に上陸して九州を平定、瀬戸内中国地方を経て奈良に大和政権を樹立した。天孫降臨・神武東征とは “関東”を中心にした西日本制覇の歴史だった・・・。魏志倭人伝(作者は賢人でなく伝聞を集めた書との評価)に書かれている邪馬台国はない。また卑弥呼神社が無いため卑弥呼は存在しないとの記述である。新井白石が命名した「台」の付く国が無いのは当然であり、それ以前は内外古書には邪馬壹国と書かれており「壹」の付く邪馬壹国(倭・やまと)なら阿波に存在するので、卑弥呼(日巫女)も阿波に居ることになる。九州説・近畿説に加えて本書の関東説(3説となる)を唱えている。 問題の理由は日本国史学会代表の著者の「古事記や魏志倭人伝等中国古文書の正しい解釈の欠如、神社や最近の発掘遺物の調査研究不足」と判断する。上記3説は正しい解釈や最近の調査研究から阿波以外は一致せず、高天原は阿波の地であり、当然邪馬壹国も阿波となり「古代日本は阿波から始まる」で確定する。 大和政権の奈良起源を正当化するため日本書紀・古事記伝作者本居宣長の研究不足・明治時代の薩長による神話改竄・GHQに始まる戦後における神話排除等により阿波は無視されて古代日本国史は改竄され続けて来ており、大嘗祭に阿波から麁服(あらたえ)が調進された 令和 の今こそ「正しい国史(古代日本は阿波から始まる)に戻す」べきである。(大和政権発足以降の評価は不含) 日本国史学会は古代史を訂正する必要がある。
父へのプレゼントに。とても嬉しそうでした。 私は正しい歴史よりも明日の我が身なんですが。 縄文弥生時代一ヶ月以上やって近代現代をさらっと飛ばす教育は今はどうにかなったんですかね。年覚えさせられて何があったかだけの教育だったんでどうしてこうなったか、って教育にかわるといいね
戦後の歴史教育を是正したい
戦後の日本人は如何にひどい歴史を義務教育で学ばされてきたことか。 また、NHKはじめマスコミもメディアも誤った歴史観を助長するという実態を思い知り怒りを禁じえません。 文科省を始めこの国の官僚や政治家の責任や改心を強く求めたい。
この内容は、少し期待が大きかっただけに、余り満足しておりません。もう少し説得力のあるものかと思っておりましたが。
歴史を再度見直すことができる書籍です。歴史嫌いな私でも納得の書籍でした。