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原発を続けるということは、事故が起きる可能性を抱え続けることを意味する。2011年3月、私たちは福島第一原発事故で甚大な被害に遭い、その影響の大きさを思い知った。事故をひとたび起こせば取り返しのつかない事態を招くことを学んだはずだったーー。 にもかかわらず、いま政府は再び原発に回帰する方針を掲げている。原発はなぜこうも優先されるのか。その理由を解き明かすには、歴史を俯瞰し、考えてみなければならない。 原発取材をライフワークとしてきた記者が、職業記者としてではなく、一個人として、「原発安全神話」に加担してきた、政・官・業・学、そしてマスコミの大罪を白日の下にさらす。
レビュー(12件)
なぜ原発がなくならないのか
なぜ原発がなくならないのか、それは原子力ムラに群がる政府、電力会社、メディア、広告代理店、そして、せっかく原発があるのにもったいないという精神などがある。原発推進派で言われる安全神話やコスト安はもう嘘であるとこの本は言う。
全国民が読むべき!
まだ3章まで読んだだけだが、原発の恐ろしさに震えが止まらない。原発推進者は何故こうも命より経済優先なのか!日本国民1億2千万人が読むべき本だと思う。
原発の疑問点がよくわかる
原発は公害と言っている方々に読んでほしい。規制基準を守れば何をしてもよいのか?規制基準は誰が決めるのか。
他サイト見ると、売り切れ在庫無し状態でしたが 漸く入手できました。 これより、読まさせて頂きます。