元素のふるさとである鉱山から元素を取りだし,素材として役立つまでの道のりを図や写真をもちいて紹介.鉱山開発の始めから終わりまでを示す多くの写真や図は,元素好きの多くの人たちを魅了します.同時に,鉱物から元素を取りだすまでのキーワードや,どんな元素が地球のどこにあるのか,元素の値段はどうやって決まるかなど,経済との関係についてもイラストで図解します.さらに,中・遠未来の潜在資源の一例として,海底資源開発についても触れています.
メタルの元素周期表
本書に登場するおもな鉱山および地名
本書の使い方
第1章 地球の成り立ちと鉱石
地球と金属元素ーーメタルはどこにあるか
どんなメタルが、どれくらい使われているか
メタルがなくなる日はくるか
鉱床とその分類
第2章 鉱石が素材になるまで
鉱石とは
採鉱から選鉱まで
鉱石の輸送と製錬所
鉱山の廃棄物処理
バイプロダクト(副産物)とは
資源危機とボトルネック
メタルの多様性
第3章 生活と産業をつくりだす元素ーーベースメタルが素材になるまで
●銅
●鉄
●亜鉛・鉛
●アルミニウム
第4章 ハイテクを支える元素ーーレアメタルが製品になるまで
●リチウム
●ベリリウム
●マグネシウム
●ケイ素
●チタン
●バナジウム
●クロム
●マンガン
●コバルト
●ニッケル
●ガリウム
●ゲルマニウム
●ヒ素
●セレン
●ストロンチウム
●ジルコニウム/ハフニウム
●ニオブ
●モリブデン
●銀
●インジウム
●スズ
●アンチモン
●テルル
●レアアース(希土類元素)
●タンタル
●タングステン
●レニウム
●金
●水銀
●ビスマス
●白金族
第5章 元素資源の未来ーー深海底での開発は進むか
探査の進歩と未探査地域の探索
埋蔵量を増やすには
南極の資源
深海底資源への挑戦
マンガン団塊とその開発モデル
コラム
日本の金属鉱山/日本の製鉄業/露天採鉱法から坑内採鉱法へ/熱水鉱床/縞状鉄鉱床ーー地球史のなかで一度だけ起こった事件によってできた鉱床/菱刈鉱山/窒素と世界遺産/形状記憶合金/岩石の風化とニッケル鉱床/レアアース危機/ゴールドラッシュ/白金鉱床とブッシュフェルト岩体/海洋資源はだれのもの?
参考文献/写真クレジット・提供/付録 役に立つ用語集/さくいん
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