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神田御台所町で江戸の人々には馴染みの薄い上方料理を出す「つる家」。店を任され、調理場で腕を振るう澪は、故郷の大坂で、少女の頃に水害で両親を失い、天涯孤独の身であった。 大阪と江戸の味の違いに戸惑いながらも、天性の味覚と負けん気で、日々研鑽を重ねる澪。しかし、そんなある日、彼女の腕を妬み、名料理屋「登龍楼」が非道な妨害をしかけてきたが・・・・・・。料理だけが自分の仕合わせへの道筋と定めた澪の奮闘と、それを囲む人々の人情が織りなす、連作時代小説の傑作ここに誕生!
神田御台所町で江戸の人々には馴染みの薄い上方料理を出す「つる家」。店を任され、調理場で腕を振るう澪は、故郷の大坂で、少女の頃に水害で両親を失い、天涯孤独の身であった。 大阪と江戸の味の違いに戸惑いながらも、天性の味覚と負けん気で、日々研鑽を重ねる澪。しかし、そんなある日、彼女の腕を妬み、名料理屋「登龍楼」が非道な妨害をしかけてきたが・・・・・・。料理だけが自分の仕合わせへの道筋と定めた澪の奮闘と、それを囲む人々の人情が織りなす、連作時代小説の傑作ここに誕生!
レビュー(860件)
美味しいそう
友人に軽めで優しい気分になれる本をとリクエストしたら、この本を薦めてくれました。 何度もテレビドラマか 化されてるようです。 上方育ちの料理人澪が江戸の街で困難を乗り越え頑張るお話。上方と江戸の味や料理法の違いに戸惑いながら料理を極める澪!!関西人の私も、うんうんとうなづきながら読んでます。そしてとにかく美味しそう!!澪の料理食べたい。
面白いストーリー
この本を買ってからドラマになると聞いて楽しみです。 内容が面白いです。引き込まれる。 続きを大人買いしそうです。
テレビドラマから原作へ
ドラマを見てファンになり、原作を読んでいます。いい作品だと思います。
面白い
ドラマを見て原作を読んでみたいと購入しました。 文章にリズム感があり楽しいです。 続きが気になってウキウキで読んでいます。寝不足も楽しい☆
ドラマ化で超好調!
はじめは母が朝日新聞の広告から残月に目がいったようで、代行買いしたのですが、想像以上に面白かったようです。 よって、1作目となる八朔の月を含め、残り8冊全て購入しました。 如何せん、料理を通じて人間ドラマがスポイルされることなく見事に描写されていると思います。 巻末のレシピもかなり楽しみなようです。 純粋な小説好きにもかなり読みやすい作品かと思います。 尚