道元禅師の思想と信仰は、『正法眼蔵』と双璧をなす『永平広録』にもっとも鮮明に、かつ凝縮した形で伝えられている。本書は、その『広録』十巻の中から抄出された『語録』を訳注したもので、興聖寺と永平寺における「上堂語」や「小参」「法語」をはじめ、中国禅とは異なる禅師の宗風の独自性を示す「普勧坐禅儀」や「坐禅箴」などが収録されている。比類ない道元禅の要諦を窺うに最適の訳注書である。
序
1 元禅師が初めて本京宇治県興聖禅寺(ほんきょううじけんこうしょうぜんじ)に住する語録ーー侍者 詮慧(せんね) 編す
2 開闢(かいびゃく)の次、越州吉祥山永平寺に住する語録ーー侍者 懐奘(えじょう) 編す
3 小参
4 法語
5 普勧坐禅儀
6 坐禅箴
7 自賛
8 偈頌(げじゅう)
奥書
跋(ばつ)
解題
レビュー(5件)
細かい字で、内容も深いですが忍耐強さが身に付きます。 座右の名にしたいと思います。 ありがとうございました。
理解困難
語録、原文、訳、語彙と構成されているのですが、解釈(意味)そのものが難しく、残念ながら理解できません。別な本にて再度勉強しようと思います。