きもの文化研究家がいま伝えたい、きものの楽しみ
きものを知ることで見える日本の姿
「素材」「身体」「名称」「作法」「経済」
日本人が育んだ技術と教養が詰まっている。
きものを着るだけで、学んだことのなんと多いこと。
色の組み合わせを自然から学び、
仕立てから循環思想を、
素材から蚕の生態と医療の効能、神事を、
着ることで自分自身の骨や筋肉、身体の動きを、
着物を購入することで流通を学ぶ。
日本のあらゆる文化経済、歴史まで教わりました。
一つひとつの着物の宝を解体してお届けしよう、
というのがこの本の趣旨です。
第1章 全てのきものは「素材」が大切
第2章「身体」を知り自由に楽しむ
第3章 きものの正しい「名称」を覚える
第4章「作法」で美しい振る舞いを
第5章 きものは「経済」を教えてくれる
レビュー(3件)
おばあちゃんの話を聴くような内容
正直なところ、二度は読まない・人には薦めない本です。着物好きなおばあちゃんの話をのんびり聞くつもりで読むなら良いかと思います。 基本的に、喋り口調な文章です。文の前半と後半で内容が合わない部分が多く、結局何が言いたいの?という箇所が多くあります。 この書籍の説明文に専門用語の読み方がわかる!とありますが、一部にルビがふってあるだけで、別に説明があるわけでなく、一部の用語は終始ルビがないので、和装用語に詳しくない人は、辞書やスマホを持って読んだほうが無難です。 また、所々、科学的根拠に乏しい記述、ソース不明な「調査結果」が散見されます。その辺りが気になる方は、読んでいて不安になるかと思いますのでオススメしません。 全体としても体系的になっている様ようでなっていなく、話の深度がマチマチだったり、同じような話が繰り返されたりしていました。コラムの集合体のような印象で、筆者が話したいことを話して、編集者がどうにか章立てでまとめたのか?とすら思いました。 着物に対してのなぜ?がわかると記載ありますが、かなり個人的見解に寄っていますので、着物への造詣が浅い方には、結局何なの?となるか、偏った知識にしかならなさそうです。 若い頃から着物を着倒した、妙齢の方々が、今の若い子ってこうよね、安い着物のココがダメよね、とお茶しながら話すような内容でした。
中谷先生の本は、いつも面白いです。この本もわかりやすいけど、深いです。