凡 例
地 図
この要約の趣旨
序 詞
インディアスの破壊についての簡潔な報告
エスパニョーラ島について
エスパニョーラ島にかつて存在した諸王国について
サン・フアン島とジャマイカ島について
キューバ島について
ティエラ・フィルメについて
ニカラグア地方について
ヌエバ・エスパーニャについて(一)
ヌエバ・エスパーニャについて(二)
グアティマラ地方とその王国について
ヌエバ・エスパーニャ、パヌコ、ハリスコについて
ユカタン王国について
サンタ・マルタ地方について
カルタヘーナ地方について
ペルラス海岸、パリア海岸、トリニダード島について
ユヤパリ川について
ベネスエラ王国について
大陸にあってフロリダと呼ばれる地域の諸地方について
ラ・プラタ川について
ペルーにある数々の広大な王国と地方について
新グラナダ王国について
〔結 辞〕
〔付 記〕
解 説
参考文献
ラス・カサス関連年譜
訳 注
レビュー(17件)
文明の衝突
所謂アメリカ大陸上陸については探検者を称賛するのが一般的かもしれないが、当書を見れば必ずしも称賛に値するか首を傾げるだろう。スペイン人探検者は結果として招かねざる客だった。上陸は探検者及びその支持者やヨーロッパの先進国にとっては富と名声を齎したが一方上陸先では逆の作用が働いた。現地民に暴行、奴隷としてこき使い、病を齎した、挙句の虐殺。 例えば、コロンブスは誰しもがご存知のイタリア人探検家であるがアメリカ大陸の先住民にしてみればコロンブスの上陸は当時居た先住民の先祖たちが虐殺され、土地を追われる羽目になった元凶の一つとしてコロンブスは憎き対象となり、コロンブス・デーには先住民が抗議の行進をする。
欧米列強国の本質がわかる
農耕民族と狩猟民族は本質的に合わないし、DNA含め過去から脈々と受け継がれた考え方の習慣は変えようがない。欧米人の残虐さは過去においては言葉にするのもおぞましいけど、その事実が淡々と書かれている本書を読むことでなぜ日本が大東亜の名のもとに未来を守るために戦をするまでになったのかもわかる。歴史は歴史として記録し、記憶して置かなければならない。