本書は、従来の妊娠・不妊のHOW TOものについて期待した読者には物足りないものだと思います。著者は、これまで医学の領域といわれた専門的なものも、医師と読者が同じレベルで考え、一緒に悩むものと思って書きました。例えば、排卵誘発剤などの薬。危ないか危なくないかだけではなく、リスクのない薬はないのですから、そのリスクを正確に知って不安がらないでほしいのです。実際、普通の薬でも、妊娠の時期によって影響が出たり出なかったりと変わります。ちゃんと実情を知ることによって不安を持つ必要が無くなると思うのです。ピルの問題も同じ。低用量ピルでも副作用は出てきます。もう少し専門的なことまで足を踏み入れて、自分で責任を持って判断してほしいのです。自分の体なんですから、センセーショナルな情報に惑わされずに、本書で確かな知識を持ってほしいものです。
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