- 82
- 4.39
紀元二世紀、同時代人さえ「黄金の世紀」と呼んだ全盛期をローマにもたらしたのは、トライアヌス、ハドリアヌス、アントニヌス・ピウスの三皇帝だった。初の属州出身皇帝となったトライアヌスは、防衛線の再編、社会基盤の整備、福祉の拡充等、次々と大事業を成し遂げ、さらにはアラビアとダキアを併合。治世中に帝国の版図は最大となる。三皇帝の業績を丹念に追い、その指導力を検証する一作。
紀元二世紀、同時代人さえ「黄金の世紀」と呼んだ全盛期をローマにもたらしたのは、トライアヌス、ハドリアヌス、アントニヌス・ピウスの三皇帝だった。初の属州出身皇帝となったトライアヌスは、防衛線の再編、社会基盤の整備、福祉の拡充等、次々と大事業を成し遂げ、さらにはアラビアとダキアを併合。治世中に帝国の版図は最大となる。三皇帝の業績を丹念に追い、その指導力を検証する一作。
レビュー(82件)
とてもわかりやすく、読者の興味をそそるように書かれていて、勉強になりましたし、読みやすかったです。
1巻がつまらなくて挫折された方も、この巻から読んでも楽しめると思います。
ローマ帝国初の属州(スペイン)出身の皇帝、トライアヌスの話です。防衛線の再編、社会基盤の整備、福祉の拡充等、次々と大事業を成し遂げ、治世中に帝国の領土は最大となりました。そして同時代の人からも「黄金の世紀」と呼ばれることとなります。
継続購入です。歴史の勉強には最適です。おもしろい。
ローマ史を気軽に読めるという点では、良い本です。