世界的視野から日本文様の体系化を図り、個々の文様の歴史性を追究した記念碑的名著として評価の高い本書が約40年ぶりに復刊!!
人間生活は、種々のシンボルを残しましたが、文様は、人間生活の図像的象徴であります。(中略)また、特定の文様が古代氏族の記章とさえ考えられるように政治機能論を文様はそなえております。つまり文様は、それ自身、時代構造を象徴する役割を果してきたものと考えられます。(「あとがき」より)
文様の歴史を、デザインし、使用した時代、人々の芸術的意識と共に更に社会・経済思想の各分野に向って問いかけようと考えました。(本文より)
本書の特徴
・「日本の文様の変遷」と「日本文様事典」の二部構成により日本文様が示す世界観を解き明かす。
・文様の起原を知るため出来る限り多くの史料と学説を紹介。
・約400点に及ぶ豊富な挿図によって個々の文様を具体的に解説。
・読みにくい固有名詞・熟語には細かくふりがなを付記。
日本の文様の変遷
第1章 文様とは何か
第2章 原始社会の文様史
縄文時代の文様/弥生時代の文様/古墳時代の文様
第4章 古代社会の文様史
飛鳥・白鳳時代の文様/正倉院の文様/平安時代の文様
第4章 中世社会の文様史
鎌倉時代の文様史/室町時代の文様
第5章 近世社会の文様史
近世文様の和風化/文様史上の寛永期/江戸中期の文様ー元禄〜安永期/江戸後期の文様
日本文様事典
あとがき
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