著者の「こころの生物学」研究室では、
「サカナが何かを考える仕組み」について、生物学の立場から研究をしている。
研究室ではさまざまなサカナたちと同居しながら、実験道具を手づくりし、
必要とあらば実験用のサカナも自分たちで釣ってくる。
実験方法も斬新で、鍵盤を使ってサカナの行動を計測したりする。
サカナを愛してやまない先生と学生たちのユニークな研究の数々と、
国内外の最新の研究成果も盛り込んだ、生物研究の面白さが存分に味わえる一冊。
まえがき サカナにはサカナの考えがある
1 サカナの脳は小さいか
キンギョvsハト
ニューロンの数を数える
大きければいいってもんじゃない
2 サカナは臆病だけど好奇心もある
ウキは友達
体を張った行動観察
サカナの臆病度判定テスト
3 ゼブラフィッシュは寂しがり
ほろ酔いゼブラフィッシュ
ひとりにしないで
シマシマLOVE
4 サカナの逃げ足
サカナvsヒト
メダカvsコサギ
5 恐怖するサカナ
警報フェロモン発令中
キンギョの古典的恐怖条件付け
パルスを追え
6 サカナも麻酔で意識不明?
サカナと麻酔薬
全身麻酔とサカナの意識
7 各方面に気を配るトビハゼ
研究室の存在意義をかけて
舞台に上がるトビハゼ
水玉模様がちらつく
8 眼を見て誰かを当てるの術
キンギョを見分ける法
画期的な方法ができてしまった
9 サカナいろいろ、脳いろいろ
脳にはロマンがつまってる
得意技が脳の形を作る
涙をのんでハイテクを導入
10 ハゼもワクワクするか
サカナの空間認知力
食いしん坊のアカオビシマハゼ
11 飼育は楽し
先生、事件です!
迷えるイイダコ
標本は鮮度が命
12 スズキだって癒やされたい
ハゼが消えた
スズキは「知っている」のか?
引用文献
あとがき
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