無実の男性に痴漢の濡れ衣を着せる動機は不自然。真犯人を庇うためだけなら、犯人を指摘する必要はないのに。それとも、それじゃ、ダメな理由があったのでしょうか?僕の読みが浅いのでしょうか?他人を巻き込まずにはいられない?、それともそれが、女性なのでしょうか?,主人公の女刑事・音道貴子は、乃南先生の作品「凍える牙」の主人公でもあります。私は「凍える牙」がきっかけで乃南先生と音道貴子のファンになりました。嗤う闇では、短篇が四編収録されています。音道貴子シリーズは、他にも「未練」や「花散る頃の殺人」があります。どれもおもしろいです。,この方の作品は本当に読みやすく、すぐに読み終わります。,音道シリーズは今のところハズレなしです! 全部そろえるぞ!,女刑事 音道貴子シリーズ。 この作品は短編集で、4作品が収録されています。 以前のレビューにも書いたことがありますが、このシリーズは長編作品と短編作品で趣が異なります。 長編が緊迫感を持ったサスペンス作品であるのに対して、短編は事件を絡めながらも、主人公の日常を描いた作品が多いようです。 本作の中でも、音道の恋人昴一や、かつてコンビを組んだことがある滝沢刑事、クセのある同僚たちとの関係の中で、時には刑事としての強さを、ある時は女性としての繊細さを、描いています。 緊迫感やスピード感が弱い分、サスペンス作品としての面白さには欠けるかもしれませんが、人間味のあるドラマとして楽しめる作品が並んでいます。 「木綿の部屋」では、滝沢刑事の違う一面が垣間見えたりするので、このシリーズのファンの人には、別の楽しみ方もできるかもしれません。
レビュー(91件)
短編もそこそこ
無実の男性に痴漢の濡れ衣を着せる動機は不自然。真犯人を庇うためだけなら、犯人を指摘する必要はないのに。それとも、それじゃ、ダメな理由があったのでしょうか?僕の読みが浅いのでしょうか?他人を巻き込まずにはいられない?、それともそれが、女性なのでしょうか?
音道貴子が素敵でかっこいい!
主人公の女刑事・音道貴子は、乃南先生の作品「凍える牙」の主人公でもあります。私は「凍える牙」がきっかけで乃南先生と音道貴子のファンになりました。嗤う闇では、短篇が四編収録されています。音道貴子シリーズは、他にも「未練」や「花散る頃の殺人」があります。どれもおもしろいです。
この方の作品は本当に読みやすく、すぐに読み終わります。
音道シリーズは今のところハズレなしです! 全部そろえるぞ!
女刑事 音道貴子シリーズ
女刑事 音道貴子シリーズ。 この作品は短編集で、4作品が収録されています。 以前のレビューにも書いたことがありますが、このシリーズは長編作品と短編作品で趣が異なります。 長編が緊迫感を持ったサスペンス作品であるのに対して、短編は事件を絡めながらも、主人公の日常を描いた作品が多いようです。 本作の中でも、音道の恋人昴一や、かつてコンビを組んだことがある滝沢刑事、クセのある同僚たちとの関係の中で、時には刑事としての強さを、ある時は女性としての繊細さを、描いています。 緊迫感やスピード感が弱い分、サスペンス作品としての面白さには欠けるかもしれませんが、人間味のあるドラマとして楽しめる作品が並んでいます。 「木綿の部屋」では、滝沢刑事の違う一面が垣間見えたりするので、このシリーズのファンの人には、別の楽しみ方もできるかもしれません。