著者の古城氏は30代で病院を引き継ぐことになりました。外科医だったため医療のことは分かっても、経営のことは全く分からない中、独学によって経営手法を習得し、多額の借金を返済しました。そのうえ、独自理論によって多数の病院や介護施設をグループ化し、日本でも有数の医療・介護グループに拡大させました。
その古城氏が経営指標をどのように読み込み、実際の経営にどのように活用しているのか、どのように銀行と付き合い、融資を受けてきたのか、経営手法の全貌を明らかにしました。
そして、日本でも有数の医療・介護グループとなった伯鳳会が、どのような病院であればグループ化をするのか、どういう立地が望ましいのかなどを含め、M&A手法、考え方を完全公開しました。
病院経営やM&Aに関する書籍は経営コンサルタントによるものが多い中、現役の病院経営者がその手法を公開することは極めて少なく、貴重な1冊になっています。
第一部 vs コロナ・ファイトからの病院経営を考える
経営指針書を作ろう/ 人件費に注目する/人事考課を考える/経営数値はどこを見るべきか/金融機関との関係/保健・医療・福祉複合体について/民間中小病院経営者への直言
第二部 私の病院M&A手法
なぜ伯鳳会グループは病院買収を積極的に行うのか/M&Aにて取得すべき物件の選定/病院はどこから買うのか・仲介業者の選び方/病院M&Aの3つの形態/M&Aの手順と企業精査(デューデリジェンス)/買収価格の決定方法/M&Aの資金調達はどの金融機関を使うべきか/M&A後の病院再建計画の策定/M&Aを職員にいかにして伝達し、いかにしてチームとなるのか 他
第三部 SDGsと災害医療
第一章 地球環境問題に取り組む
第二章 災害医療と経営理念
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