戦国時代を見よ! まず謎めいた北条早雲があらわれた。織田信長がいた、明智光秀がいた、武田信玄がいた、上杉謙信がいた、直江兼続もいた。 江戸時代はどうだ。松平忠直がいた、天草四郎時貞がいた、大石内蔵助もいた。大塩平八郎がいた、そして幕末には高杉晋作や坂本龍馬などがあらわれたではないか。 綺羅(きら)星のごとくあらわれた、英雄、梟雄(きょうゆう)、軍師たちには「歴史の段階的発展理論」など関係ない。運命にのぞみ、人間くさく立ち振る舞い、闘い、倒れ、そして日本の歴史を燦然と輝かせた。その魅力を、『逆説の日本史』の著者が、異色の武将列伝として描き出した。
レビュー(20件)
歴史好きに最適
武将のエピソード満載で楽しく歴史をたどることができます。満足の一冊です。
井沢氏得意の読み切り本
人物ごとに数ページにまとめた読み切りタイプの記述で、 とても読みやすい。 自分も著作をするときはこういう風にしようと思う。
知らない武将も多く解説していて大変、勉強になりました。
日本武将列伝
井沢元彦の作品です。武将ごとに細かく章が区切られているので、ちょとした時間に読むのに適しています。
年代から見る歴史も面白いですが、人物から見る時代の流れは、 また違った目線で見れて面白いです。 一人に対してダラダラと長くないので、読みやすいです。 反面、もっと知りたい!と思う人物もいます。 しかし、コレをきっかけに誰かを追及していく!のもできると思います。 そういう意味でも面白く読めますし、お奨めです。