本書は、臨床医学を学ぶ学生のために基礎医学の最小必要の知識をまとめた教科書。総論では基礎病変の定義を正確に理解することに主眼を置き、さらに語源・由来、関連事項などは脚注に記述した。また各論では臓器別に日常遭遇することの多い疾患を選んだ。第一にその疾患概念・定義を明確に把握するように述べ、病理学的事項はなるべくチャートにまとめた。また同時に開講されている臨床医学への学習意欲を高めるために、簡単に臨床的事項も記載した。第五版では、従来通り医学用語を正確に理解するよう記述し、さらに目下重視されている分子生物学・遺伝学の事項を追加した。また写真の配列を見やすく直し、臨床医学に進む際役立つよう側注欄を増加した。一方、卒業試験や卒後臨床研修の便宜を図り、巻末に「共用試験対策問題」を掲載した。
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