平家追討の院宣ならびに朝日将軍の称号を賜わり、生涯最良の日々を味わう義仲。だが、彼の得意満面の笑みも次第に歪みはじめる。牛車の乗りかたひとつ知らない田舎そだちだから、殿上づきあいは苦手だ。相手は老獪な後白河法皇。義仲の凋落は水島合戦から始まった。反撃の平家、背後から襲いかかる鎌倉勢、加えて院方ーーと義仲は四面楚歌。さすがの一世の風雲児も、流星の如く消えてゆく。 一代の風雲児義仲も、流星の如く消えてゆく。平家追討の院宣と朝日将軍の称号を賜り、得意絶頂の義仲に訪れた落日は意外に早かった。反撃の平家、背後から襲いかかる鎌倉勢、加えて院方と、義仲は四面楚歌。
レビュー(11件)
思ったより綺麗で満足のいく内容で下。読むのが楽しみです。
吉川英治さんの作品は読みごたえがあり、とても大好きです。最後に新平家物語をもってきました。楽しく読んでいきたいと思います。
余暇は読書
リゾートホテルでのんびり読書 ようやくできるようになりました ちょうど良い単行本です
読書の秋
さてこんなに長編は初めて、楽しみではある続けて読書の秋