だから今日も、
うちに帰ろう。
猫の肉球、ポトフ、あいまい弁当。
幸せのにおいがつまった、兄妹物語。
十年前、陽一の母とユカリの父が結婚し、
二人は兄妹になったが、
五年前に両親は他界。
中三のユカリは義母のレシピ帳を参考に料理し、
陽一は仕事で生活費を稼ぎ、
支えあいながらの二人暮らし。
ある日、庭先に猫が現れる。
二人は猫を飼い主らしき人へ
届けに行くのだがーー。
のんびり屋の兄と、しっかり者の妹が織りなす、
陽の光差すような、
猫もまどろむほのぼのあったかストーリー。
その一 猫と兄妹
その二 あいまい弁当
その三 空色の傘
その四 夏のきらめき
その五 ポトフにご飯
その六 きみと暮らせば
解 説 藤田香織
レビュー(18件)
ほのぼの系なお話。八木沢さんの作品は初めてです。とても読みやすかったので、中学生の子供にも勧めてみようと思います。 猫を飼ってるので、共感できる箇所多々ありました。
ほのぼの日常系。 なんだけど、いくつか「それは駄目でしょう」って場面もあった。 ネタバレするので詳しくは書けないけど。 深く考えずに読むには良いのかも。
純喫茶トルンカを読んでファンになりました。 世知辛い今の世の中から離れ、読書に没頭できる幸せを感じられた素敵な作品です。